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ANA SFC 修行記

ANA SFC修行 (6) 前編 羽田-熊本(NH641)プレミアムクラス

ANA SFC修行6回目は熊本、松山への旅です。

前編では、熊本編を紹介します。

も是非ご覧ください。

羽田-熊本便でかかった費用、および、獲得したマイル、プレミアムポイントは以下の通りです。

25,990円で1,820プレミアムポイント獲得ですから、いわゆる「PP単価」は14,28円(25,990/1,820)です。

利用日便名運賃種別費用プレミアムポイント
5/13NH 641プレミアム株主優待割引運賃25,990円1,820

25,990円の全額を(ANAマイルから交換した)ANA SKYコインを充当したので、実質的な負担はゼロ。

ANAマイラーになって、お得に飛行機旅をしたい人は以下の記事をご覧ください。

参考:ANAマイルを貯めて、特典航空券に交換して、実際に搭乗するまでの流れ

羽田-熊本(NH641)プレミアムクラス

6時40分にタクシー(羽田空港定額タクシー)に乗車。2時間うつらうつらしただけなので眠い眠い。

7時半にくらい空港到着。

カウンターで株主優待券を2枚渡す。今回は羽田-熊本、松山-羽田の旅程。

熊本-松山間は、新幹線とJAC(日本エアコミューター)で移動する。

ラウンジで少し休憩してから、搭乗口へ。

操縦室の窓4枚のボーイング787だった。

NH641のボーイング787画像

9時くらいから機内食。自宅でも早朝食を食べてきたが、機内食も朝食として完食。

NH641のPremium Gozen画像

観光タクシーで阿蘇観光

熊本空港、木製屋根が印象的。10時45分頃、前日に頼んだ観光タクシーに乗り込む。

熊本空港の木製屋根画像

前日の電話では、「米塚→草千里ヶ浜→中岳第一火口→阿蘇神社周辺でランチ→大観峰→ラピュタ」というコースで行こうということになっていた。

機内で司馬遼太郎の『街道をゆく3 陸奥のみち、肥薩のみち』を読んでいたのと、前回の鹿児島旅行で西南戦争の最後の決戦地「城山」を訪ねたせいもあって、熊本では西南戦争最大の激戦地「田原坂」を訪れたくなった。コースに組み込んでもらった。

しばらく乗車するともう緑緑した山が広がってきた。いいねぇ。晴れてるのだが、なぜか視界がもやっている。黄砂の影響?どうもPM2.5の影響みたい。運転手が適当な撮影スポットで停めてくれる。

大峰山と高遊原台地が見渡せるスポットだそう。

大峰山と高遊原台地画像

運転手の考えている撮影スポット以外でも、こっちが気になってる様子をすると気軽に停めてくれる。

ここは阿蘇五岳が見渡せるスポット。

阿蘇五岳画像

池の川水源

11時半頃、池の川水源というところで降りる。湧水を汲んでいる人がいる。湧水飲まなきゃいけない雰囲気だね。慣れてないから飲むの勇気要るね(笑) ついお腹壊したらどうしようとか考えてしまう。柄杓ですくって飲んでみた。

地元の気のいいおばちゃんがが「ペットボトルどうぞ」と言ってくれた。でも「観光の方なら邪魔になっちゃうわねぇ」との気遣いも。お礼だけ言った。

池の川水源画像

出発から約1時間。だいぶ標高の高いところまで来た。

阿蘇のだいぶ標高の高いところからの眺め画像

麻雀の役に「緑一色」ってあるけどそんな言葉が浮かぶ。

緑一色の阿蘇画像

あか牛が放牧されていた。今日の昼飯何食べようかな?風が強い。

阿蘇のあか牛の放牧画像

緑一色の山々に薄いピンク色が混じっている。ヤマツツジだそう。綺麗だね。

阿蘇のヤマツツジ画像

中岳第一火口

12時過ぎに中岳第一火口付近のロープウェー乗り場に到着。タクシーを降りた瞬間に感じる硫黄の匂い。

もくもくを上がる白い噴煙。今は噴火しないでよ。

阿蘇の中岳火口の白煙画像

ロープウェー乗り場。

阿蘇山ロープウェー乗り場画像

ここまで来たら火口を間近から見てみたいところだが、ロープウェーは運休。

阿蘇山ロープウェイ運休画像

風が強く、標高が高いせいもあって、Tシャツ+長袖シャツでは寒い。

草千里ヶ浜

12時半頃、草千里ヶ浜というところに。馬に乗れるよう。火口からの噴煙も見える。馬乗ってみたかったな・・・

草千里ヶ浜画像

米塚

5分位走ると、米塚。ポコっと可愛いお山。

米塚画像

位置関係がよく分からないので、Google Mapで現在地を確認。北上して阿蘇神社へ。

阿蘇山Google Map画像

阿蘇神社

13時頃に阿蘇神社に到着。楼門が立派すぎる!

阿蘇神社大楼門画像

手水舎では水汲みしてる人が。私も手を洗い、参拝する。

阿蘇神社手水舎画像

通常、参道は社殿に向かって造られるが、阿蘇神社は社殿に対して横に伸びているとのこと。ご神体が阿蘇山火口のため、参道は火口に向かって伸びているとのこと。

阿蘇神社横参道画像

世阿弥の謡曲で有名な「高砂の松」だそう。知らない(笑) 縁結びの松だそうで。男性は左側から、女性は右側から2周すると良縁に恵まれるとか。私は特に自分の身の上話をしてないのでタクシー運転手には独身だと思われているみたいだった。

阿蘇神社の高砂の松画像

願かけ石。母親の容態が心配なので、恥ずかしいが声を出して願掛けした。

阿蘇神社の願かけ石画像

ヒバリカフェで昼食

13時20分ころ、『るるぶ』に載っていたヒバリカフェに。あか牛と阿蘇ものがたりのケチャップを使用した自家製ミートソースを使ったホットドッグが美味しいとのお店。

ヒバリカフェ入口画像

ヒバリカフェ – 宮地/カフェ [食べログ]

タクシー運転手と一緒に食べることになるのかと心配したが、私お弁当持ってきてますから、と。よかった(笑)

『るるぶ』に載ってるような店だから、東京からのカップルとかツーリング仲間で来てる人が多くて、一人客は私だけ。

店の外には田園風景が広がっている。

ヒバリカフェ周辺の田園風景画像

ヒバリカフェのメニュー。

ヒバリカフェのメニュー画像

ヒバリドッグを注文。混んでるので20分から30分位かかるかも、とのことだったが、15分位で来た。晩飯にシャトーブリアンのステーキを食べる予定なので昼飯はあっさりと。さくっと食べて直ぐ店を出る。

ヒバリドッグ画像

大観峰

14時20分頃、大観峰へ到着。PM2.5の影響か、霞んでるなぁ。

大観峰画像

ラピュタ

14時40分頃、タクシーの運転手が「ラピュタ」と呼ぶ場所へ。

阿蘇山ラピュタ1画像

上の写真の路を歩いて行くと、この景色が広がる。

阿蘇山ラピュタ2画像

バイクの人たちいいね。

タクシー運転手と一緒だから色んなところで記念撮影してもらえた。

前日ほとんど寝てないので眠い。ここから田原坂までは1時間位かかるとの事だったので後部座席に移動して寝てた。

田原坂

16時に田原坂に到着。

これは西南戦争当時、田原坂の頂上にあったという土蔵のレプリカ。

西南戦争戦災の土蔵画像

資料館へ。奥に長い。

下は政府軍と薩摩軍の海軍力の差を示した図。

西南戦争時の海軍力画像

司馬遼太郎の『街道を行く 3 陸奥のみち、肥薩のみち ほか』では、

西郷隆盛やその麾下の諸将は戦略戦術を知らない。
とむかしからいわれる点は、このあたりであった。なぜ熊本城などを衝かず、鹿児島湾から海路一挙に東京へ入るなり、それとも陸路北九州に出て門司や小倉、福岡をおさえて九州をその支配下におくか、あるいは海路大阪湾へ突入して大阪城を根拠地としておもむろに天下の反政府党を組織するとかいった方法をとれば、あの当時の基盤がまだ脆かった東京政府の一つや二つはとりひしぐことができたかもしれない、ということである。

とあったが、艦船では圧倒的な戦力差があったから、司馬遼太郎がいうような展開は期待できなかったんだろうな。

前装式(先込め)のエンフィールド銃。大河ドラマ『八重の桜』では、禁門の変の際、「あんつぁま」こと山本覚馬がエンフィールド銃装備の薩摩兵に感心してる場面があったね。会津藩は旧式のゲベール銃を使っていたということ。

エンフィールド銃画像

前装式エンフィールド銃を後装式(元込め)に改良したスナイドル銃。戊辰戦争での薩長の主力小銃、西南戦争では官軍、薩摩軍ともに主力小銃として使われていたよう。

スナイドル銃画像

『八重の桜』で山本八重が使っていた後装式(元込め)7連発のスペンサー銃。

スペンサー銃画像

熊本と会津という展示もあった。佐川官兵衛、山川大蔵の記述もある。

熊本と会津画像

薩摩軍は熊本城を水攻めしようともしてたのか。

熊本城水攻め画像

西南戦争では、乃木希典の連隊旗事件なんてのもあった。

テレビドラマ『坂の上の雲』で旅順総攻撃の凄惨さを見ているだけに、『街道を行く 3 陸奥のみち、肥薩のみち ほか』の下の記述はインパクトがあった。

乃木希典は日露戦争のとき、第三軍司令官として旅順要塞の攻撃をうけもち、日露戦争そのものをあやうく失ってしまうかもしれないほどの死傷を出してしまったが、その戦況下で、ある日、「しかし、植木・田原坂のほうがもっとひどかった」と、幕僚につぶやいたといわれる。

連隊旗事件画像

17昼夜にわたって繰り広げられた戦闘で官軍が消費した弾丸は1日平均32万発とのこと。VTRの中で、「行きあい弾」が紹介されていた。官軍と薩摩軍が打った弾丸が空中で衝突し、噛み合ったものだそう。

田原坂・行きあい弾画像

日本赤十字社の前身の博愛社の設立もこの時だったらしい。田原坂は日本の「ソルフェリーノの丘」と書いてあった。

博愛社の設立画像

小学生グループ相手にわかりやすい説明してる人がいたので、一緒に聞き入ってた。社会科の先生かと思ったがここのボランティアの人みたい。

官軍兵士の銃持ってみたがとても重かった。これは薩摩の刀を持った兵にやられちゃうなと思った。そこから警視庁抜刀隊の出番だね。

官軍兵士の銃画像

資料館の外へ。

西南の役戦没者慰霊の碑。官軍6923名、薩軍7186名、殉難者29名の戦没者の名が刻まれている。

西南の役戦没者慰霊の碑画像

明治10年当時の田原坂。この道だけが唯一大砲を曳いて通れる道路幅(3m~4m)があり、この坂を越えなければ官軍の砲兵隊は熊本へ進めなかった、とのこと。「越すに越されぬ田原坂」。加藤清正が熊本城防衛の要地とした田原坂が、熊本城の開放を急ぐ官軍によって大きな障壁となったわけだ。

明治10年当時の田原坂画像

ここ、立地が面白い。左右は谷になってる。

田原坂の立地画像

熊本市田原坂西南戦争資料館建設中だった。

熊本市田原坂西南戦争資料館画像

17時40分頃、タクシーへ戻る。私が1時間半も戻ってこないから、タクシー運転手、どこまで行っちゃったんだろうと不審に思っていたらしい。

ここから20分位でホテルに着くのかと思いきや、道がかなり混んでて、着いたのは18時30分前。

アーケード内にあるリッチモンドホテル熊本新市街

リッチモンドホテル熊本新市街はアーケード街のなかにあるらしい。初めてだ。

アーケード街にあるリッチモンドホテル熊本新市街画像

ホテル入口。

リッチモンドホテル熊本新市街の入口画像

シングルで予約してたが、ツインにアップグレードされてた。リッチモンドクラブのポイントカード作ってるせいかな?

リッチモンドホテル熊本新市街のツインルーム1画像

リッチモンドホテル熊本新市街のツインルーム2画像

ステーキハウス バロンでシャトーブリアンのステーキ

19時半に予約していたステーキハウス バロンへ。

ステーキハウス バロン (BARON) – 熊本城前/ステーキ [食べログ]

ステーキハウスバロン入口画像

まずはツマミ。天草産伊勢海老のキャビア添え。雲丹。

天草産伊勢海老のキャビア添え画像

雲丹画像

事前の電話で「肉の量は180g、ミディアムレア」とお願いしていた。

これの周りをそぎ落として180gにするらしい。

シャトーブリアンそぎ落とし前画像

馬刺し。これで4,000円は高いなぁ。

馬刺し画像

テタンジェを頂く。力強い味。

テタンジェ画像

削ぎ落とされてこうなった。

シャトーブリアンそぎ落とし後画像

いい気分で、ソムリエさん、おかみさん、マスターにもシャンパンを振る舞った。そしたら、マスターが「つまみ出してあげて」と言って、カルパッチョ出してくれた。

カルパッチョ画像

スープは、テールスープかごぼうのスープかコーンポタージュ。ごぼうのスープを頼んだ。

ごぼうのスープ画像

野菜サラダ。ちょっと塩気のあるバラフという野菜が面白かった。

野菜サラダ画像

お店の冷蔵庫。高そうなお肉。

ステーキハウスバロンの冷蔵庫画像

うっひゃ、ステーキ。めっちゃ旨い。なお、私は「ミディアムレア」でお願いしたが、おすすめは「レア」だそうだ(笑)

シャトーブリアンステーキ画像

シャトーブリアンステーキ切り口画像

マンゴーのデザート。

マンゴーデザート画像

シャンパン、ワインガンガン飲んで、店員さんにも振る舞ったりしてたから会計56,650円(汗)

グラスハートのくるみちゃん

バロンのすぐ近くにある栄通り。

熊本市栄通り画像

その栄通りにあるグラスハート(GLASS HEART)というお店へ。

熊本グラスハート画像

宮崎出身の友人の友達の友達が熊本のキャバクラで働いていると聞いていたので、事前にお店の名前を聞いていた。「かわいい?」と聞いたら「ほんとにすごく可愛い」というので期待してグラスハートへ。

ただ、女の子が言う「かわいい」は信用ならないので(笑)、誰も指名せずに入店。覗き見して可愛かったら指名しようと思ったが、なかなか他の女の子の顔を見られないので、途中から場内指名した。

お店ナンバーワンのくるみちゃん、明るくてグイグイ来る子で面白かったな。

この記事の下書き段階で、「こういう風にお店とくるみちゃん紹介しても大丈夫?」と確認したら快諾してくれた上に、宣伝になるから写真も掲載してほしいとのことだった(笑)

4時間弱飲んだ。

店出る際、後ずさった時に段差に引っかかって後ろに転倒。昔柔道していた&腹筋鍛えてるから頭打たずに済んだけど、危なかったな。

締めにラーメン食べたかったけど見つからなかったので、リンガーハットの長崎ちゃんぽん。

リンガーハットの長崎ちゃんぽん画像

いやぁ、ラーメンが食べたかった。

続きは以下をご覧ください。

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jun
陸マイラーです。ポイントやマイルを貯めて、毎月特典旅行しています。このブログでは、マイル獲得術、旅を快適にする知識・アイテム、実際の旅行記、搭乗記などを紹介しています。

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